桜も満開となり、全国各地で花見客が賑わっていますね🌸
そんな先週日曜日、東京の青山を中心に全国11カ所で【令和の百姓一揆】というデモが行われました。
ことの経緯としては、山形県で農家を営む菅野芳秀(かんのよしひで)氏が、近年の農家の高齢化や担い手不足、自然災害や環境変化による異常気象、農業の衰退が進んでいることを懸念し、食についての危機感を感じている消費者に呼び掛けを行ったところからはじまりました。
デモの主な内容は時給10円という農家の所得に対する「生産者の所得補償」を国に求めるというものです。
僕自身も兼業農家として祖母から託された田んぼでお米を栽培していますが、実際に生産者になって、如何に「今の日本の農業の仕組みが担い手を育てられない仕組み」になっているかがわかりました。
ここではその実態については省きますが、今回の令和の百姓一揆が起きたことにより、世間では賛否両論、様々な議論が巻き起こっていますが、このデモによりこれまで日本の農業、食糧問題に無関心だった人たちが、一部かもしれませんが意識するキッカケになったことは良かったのかなと思います。ただ、引っかかることとしては、「この農繁期に東京から距離のある九州や東北の農家がわざわざトラクターを持ってきて参加する必要はあったのか?なぜ一緒に参加していた議員や消費者が生産者に対し、「ここは私たちに任せて農作業に専念してください」とならなかったのか?農業を発展させるための動きとしては本末転倒ではないか?」と感じる部分もありました。
皆さんはどう感じましたか?
是非皆さんのご意見も聞かせてくださいね!
それではまた!


